『バリアバリュー』出版記念講演会

中之島公会堂にて開催された『バリアバリュー』の出版記念講演に出席させていただき、著者である株式会社ミライロ社長の垣内さまとリッツカールトン元日本支社長高野登さまの講演を拝聴しました。

垣内社長はバリアフリー(障害を取り除く)ではなく、バリアバリュー(障害を価値に変える)を理念とされており、著書の中でも「正論を押し付けない」「泣き落としをしない」ことを書かれていましたが、講演の中でも「障害を武器にしない」という話をされており、とても印象的で共感しました。

 

また高野さまの言葉では、垣内社長の理念は『諸国客衆繁盛』であると。

恥ずかしながら、私はこのとき初めてこの“諸国客衆繁盛”という言葉を知りました。

“商売繁盛”は昭和50年代から使われ始めた言葉で“自社、自分の商売がうまくいくように”という“願望”だけれど、“諸国客衆繁盛”は“自分のお客さんが繁盛するように”という“他者への祈り”だという。
みんなが他者の幸せを願うから回り回って自分も幸せになる。

昨夜はお二人から、温度のある生きた言葉をたくさん聴くことができ、とても良い刺激を受けました。

「弊事務所の名前にも“みらい”があり、イメージカラーも同じ“オレンジ”を使っています」と、垣内社長と少しお話を握手をさせていただきましたが、障害という“影”にスポットライトを当てて、新しい光りを生み出している株式会社ミライロを応援したいと思いました。

 

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